中国メディア・東方網は30日、中国中央テレビ(CCTV)の人気女性キャスターが、かつて日本でトイレ掃除のあるバイトをしていた「辛い過去」があると報じた。
記事が紹介したのは、1990年代に日本でタレントとして活動し、現在はCCTVの人気キャスターである朱迅さん。「CCTVの優れたキャスターである朱さんは美しい外見と明快な司会ぶりから多くの人から喜ばれている。しかし、現在の栄光の背後には、辛く苦しい過去があったのだ」した。
そして、朱さんは日本と英国に留学した経験があり、日本在住時にはテレビの中国語講座に長きにわたり出演したと説明。一方で「日本に留学したのは17歳の時で、自費留学だったため働きながら勉強しなければいけなかった。留学開始時点からアルバイトを始め、当時の内容は日本人の女性と一緒に1階から18階までのトイレを掃除しなければならないというものだった」と紹介した。
また、朱さんがその後出した自伝の中で当時の状況について「トイレと聞いて呆然とした。これまでトイレ掃除などしたことがなかったからだ。しかし、学費は自分にとって天文学的数字であり、何とかがんばって続ける他なかった」と回想したことを伝えている。
そのうえで「小さいころから不自由なく生活してきた朱さんにこの重労働はこたえ、仕事が終わるとまっすぐ立てなくなるほどだったという。さらに、日本の女性から憐みの目で見られたことでさらにダメージを受けたとのことだ。しかし、この苦労を経験した彼女は修士課程まで進み、帰国後にはCCTVの番組キャスターオーディションを優秀な成績で突破して、晴れてCCTVキャスターになったのだ。まさに『梅の花の香りは、苦しい寒さからやってくる』である」と評した。
日中両国間で経済的な格差が大きかった90年代における日本への自費留学は、今以上に苦労が多かったことだろう。日本での辛いバイトの経験、タレントとして活動した経験が、今の彼女の成功を導いた要因の1つになっているだろうか。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年8月1日水曜日
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