2018年8月1日水曜日

ソ・ギョンドク教授「海上自衛隊にそれが戦犯旗であることを教えよ」

海軍が前日、来る10月10日から14日まで済州島で国際観艦式を開催すると明らかにした中、行事に参加する日本海上自衛隊のいわゆる「旭日昇天旗」に対する論議が熱くなっている。

観艦式は国家元首などが艦隊と将兵を検閲する儀式だ。国際観艦式は1998年建軍50周年を記念して最初に開かれて以来、10年ごとに開かれている。2008年に続き今年が三回目だ。

日本海上自衛隊は98年と2008年、国際観艦式に参加しながら旭日昇天旗を掲揚して論議を自ら招いた。旭日旗は戦争犯罪国家・日本が戦争の時に使った戦争犯罪旗と考えられている状況で日本海上自衛隊が戦犯旗を付けて韓国政府の公式行事に参加し、何のためらいもなく闊歩することができるか、という国民的非難世論に直面したのだ。

しかし、行事主宰側の海軍はいつも日本海上自衛隊の旭日旗掲揚について国際慣例上仕方ないという立場を取っている。海軍関係者は1日、ヘラルド経済との通話で「軍艦は国際法上該当国家の主権が適用される領土に等しいと認められている」として「外国港に入港時、慣例的に自国国旗と海軍旗を掲揚する。今回の国際観艦式でも慣例により日本海上自衛隊は国旗の日章旗と海上自衛隊旗の旭日旗を掲揚して入港するものと見られる」と話した。

それと共に「(日本海上自衛隊が)我が国が開催する国際観艦式に招待を受けて参加するだけに、国際法と全世界の海軍の慣例にともなう事項として(旭日旗掲揚について)理解して下さることをお願いする」と明らかにした。

しかし、日本の旭日旗を戦犯旗と規定して国際的な旭日旗「退治」運動を行っているソ・ギョンドク誠信(ソンシン)女子大教授は今回の国際観艦式に参加する日本海上自衛隊の旭日旗掲揚について反対している。

ソ教授はこの日、ヘラルド経済との通話で「日本海上自衛隊の戦艦が韓国にくるたびに論議になっているのに国際観艦式は国家元首級が参加する政府最高位級行事と違うのか」として「日本軍艦が戦犯旗を付けて堂々と韓国領海を闊歩し、国際観艦式に参加する場面はとうてい想像できない」と話した。

国防部遺体発掘鑑識団広報大使としても活動中であるソ教授は「日本海上自衛隊側でも今、海上自衛隊旗として使っている旭日旗が戦犯旗だと知らないのかもしれない」として「私たちの海軍は日本海上自衛隊側に旭日旗が戦犯旗である事実を知らせなければならない。そうして日本海上自衛隊が違う代案を検討できるように誘導することが一番重要だ」と話した。ヘラルド経済より

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