日銀の黒田総裁が封印してきた、国債の「危機」が表面化してきた。世界の金融当局でつくるバーゼル銀行監督委員会で、国債を保有する金融機関は自己資本の積み増しを求める新規制の議論が過熱している。
国債はリスクゼロ資産として見なされてきたが、リスク資産として大転換になれば日本国債は暴落を招きかねないという。
バーゼル委で国債をリスク資産と見なす議論が始まっていることを発言し、リスク資産とされると銀行は国債を売却して、自己資本を積み増しすれば、国債の金利は上昇を招くという。
日本の国債の信用度を増すために、財政健全化に本腰を入れるように、阿倍首相に迫ったという。黒田発言は市場に影響を与えるという理由で、箝口令まで出す始末である。
異次元緩和で邦銀の買い入れは減ったが、それでも128兆円を抱える。3大メガバンクの保有は76兆円、日銀の保有国債は272兆円で銀行が売却すれば、それを日銀が引き受ければ金利上昇しリスクを抱えることになる。
そうなると、財政ファイナンスになり、ますます金利が上昇すると国債暴落リスクがますことになる。金利が上昇すれば日銀のバランスシートは傷み、円の信用も下落し、円が紙切れになる。
異次元緩和の出口は、円の信用は地に落ち、円が紙切れになり日本の財政崩壊は日一日と近づいている。日本の国がデフォルトになる。
政府は、財政健全化に舵を切らなければ、日本の国債は暴落の憂き目に遭うことになる。消費税の引き上げ、税金の引き上げ、無駄な公共事業の中止、社会保障や医療費の抑制等々考えられる方策を取らなければ、財政の健全化は難しい。国民の反対の声が盛り上がりのは目に見えている。物価もハイパーインフレになるかもしれない。
ギリシャのように超緊縮予算を取らなければならなくなり、失業者が溢れることになり、ホームレスが増えることになる。
そんな日本が目の前に迫ってきている。日本人は危機感を持たなければならないのではないかと思うのだが。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2015年3月15日日曜日
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