2015年3月20日金曜日

シャープは瀕死状態

シャープが経営危機を迎えている。シャープの主力銀行に支援要請をしたが見返りに「人員削減、リストラ」等を行うことになる。
今期の決算は300億円の赤字を計上した。シャープ株は暴落し、投機的水準に格下げされ、不採算部門の閉鎖、等を行い最終的には、2000億円に膨らむ予定である。主力銀行の三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行もシャープを見捨てたと囁かれている。
前回の赤字から社長は2回も交代したが、業績は回復することはなかった。世界の液晶メーカーと言われたのは、この前である。
サムスンなどの格安液晶テレビなどの登場で、シャープの液晶テレビは在庫の山を積み上げ、最終的には赤字処分をせざる得なくなり、過剰在庫がシャープの命取りになったようである。
追い打ちをかける用に、ソニー・東芝・日立が液晶部門を統合し、ジャパン・ディス・プレイに液晶のシェアを奪われ、価格競争を仕掛けざるを得なくなった。
シャープ作るパネルはタッチセンサーと別になっており、他社より一歩遅れた性能で性能的に遅れたこともシャープの命取りになったようである。
シェアトップの会社も一歩先の経営を見余れば、倒産のというしっぺ返しが来る。産業も一寸先は闇である。
リストラされる職員の再就職は、どうなるのだろうかと思う。さらに、中小・零細企業も大きな影響を受けることになることにある。株はアベノミクスで上がっているが、決して景気が良くなっての株高ではない、日銀がジャブジャブに円を刷り市場に垂れ流している。そのお金が株式に向かっているだけで、実体経済を反映していないと思う。

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