2015年3月20日金曜日

食糧の自給率を下げ-2

農水省の官僚は、食糧自給率を50%から45%に引き下げる事を決めたが、人口の45%の人しか食糧を手にすることが出来なくなる。カロリーベースで100%するのが農水省の役割だと思うが、さつまいもなら100%自給出来るという事をいいだしている。戦後の直後なら仕方がないが、平時に置いて、主食をさつまいもで栄養補給する事になるというのだから、開いた口が塞がらない。
官僚は、白米を腹一杯食べることが出きるかも知れないが、庶民はさつまいもしか食べられなくなれば、国民の怒りは頂点に達する事になるのではないでしょうか。
成人ならまだいいが、老人や幼児はどうするのか、農水省は日本の農業に対して責任を放棄したといってもいいぐらいである。
世界の気候は温暖化か寒冷化しているといわれている。どちらにしても食糧が不作になれば、輸出先の国は、自国の国民を飢えさせないため輸出をストップするのは当たり前である。
国民を飢えさせないためにも、自給率を引き上げるのが筋であり、引き下げる事を選択したことを批判したい。
亡くなった父親が言っていたが、戦後の食糧不足の時、軍部の倉庫には食糧が山のように積まれていたといっていた。闇市で米を高い値段で買う人がどれほどいるのか、まして当時はハイパーインフレであった。さつまいもやカボチャや「つる」などを食べ日々の空腹を満たしていた。
日本で食糧を100%自給出来る事は可能だと思う。昔は80%ぐらいの自給率だったと思う。やる気さえなれば国内で、100%以上の食糧の自給は可能だと思う。この国の官僚や政府は国民のことなど顧みない政治家か官僚ばかりである。自国の国民に責任を政治家か官僚が出てきてもいいのではないかと思う。企業から献金を受けている政治家にはその様なことを言っても無理なのかもしれない。
カボチャは死ぬ程食べたのでカボチャ嫌いな人もいるぐらいである。さつまいもも毎日3食食べれば、さつまいも嫌いな人も出てくるかもしれない。

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