ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年8月3日金曜日
山根明会長「ヤクザ抗争」告白文書 反山根派から公然と「恥を知れ」
助成金の流用や不正な判定など、次々と疑惑が浮上する日本ボクシング連盟で、山根明会長(78)の権力の源泉が明らかになってきた。自身が関係者に配布した文書に、ボクシング連盟への「ヤクザ組織」の介入や抗争について赤裸々につづっていたのだ。一方、全国高校総体のボクシング会場となった岐阜市では、「反山根」の岐阜県連トップが公然と「恥を知れ」と山根氏追放を迫った。そこで夕刊フジが携帯電話で山根氏を直撃すると。
「早く辞めろ! 恥を知っているなら」。岐阜市の「OKBぎふ清流アリーナ」で全国高校総体を運営する岐阜県連の四橋英児会長は1日、記者団の前で山根会長に公然と辞任を迫った。「奈良判定」と呼ばれた判定の不正にも言及し、「今大会のある通りを見てもらう。(カメラを制限して)もったいぶると山根と同じレベルになる。卑怯(ひきょう)な男だ。あの野郎」と強調した。
岐阜県連は昨年開催したジュニア五輪でも、マージャン卓の用意、宴会の準備などを日本連盟から迫られ、大赤字となった。今回も“おもてなしリスト”が出回り、黒い革張りの椅子もいったんは用意したが、実は1万円前後のアウトレット商品。宴会に関しては用意しなかった。
四橋会長は「忖度(そんたく)につぐ、忖度。たわけだわ。今回は全部(の要求)を拒否した。あの人間(山根会長)が悪いのか、周りの茶ボウズが問題か…」と憤りを隠さない。
岐阜県連の糸川保二郎副会長は今回の審判団について「全部会長の息の掛かったやつらだ」とあきれかえっている。過去に「奈良判定」を覆したある県の審判経験者も、今回の高校総体は「皆、体制側の審判です」と話す。どの審判員に話を聞いても「ごめんなさい」「答えられないんです」の一点張りだった。
会場内は、告発状に名前を連ねる岐阜県連など「反山根」側と、日本連盟副会長、理事、審判団らいわば「親山根」側の控室が別に配置されるなど、異様な光景だった。
体制派の指導者に山根氏について話を聞けば「会長は神様のような存在ですから」という。
山根氏が絶大な権力を握るようになった経緯は、2013年に自身が作成し、関係者に配布した文書からうかがえる。
文書によると、1976年に奈良県アマチュアボクシング連盟に関係したというが、《奈良県連盟は暗黒の世界の始まりでした。と申しますのも、ヤクザが連盟に介入していたのです》《ヤクザの全盛期でしたし、(中略)組織力の前にどうすることもできませんでした。警察でさえも無力でした》と明かす。
そして、《そのような危機的状況を私は体を張り、命を懸けて奈良県アマチュアボクシング連盟を守った結果、すべてのヤクザ組織を排除することができました》《その後、ヤクザ組織は一切関与することなくなり、逆に一目置かれる存在となっていきました》と誇っている。
その後も、近畿アマチュアボクシング連盟の内紛についても、《反対勢力を私たった一人で押しのけ、解散に持ち込むことができました》として、新たな連盟を誕生させたと振り返っている。
数々の疑惑が浮上するなか、日本連盟は1日、公式ホームページ上でいったん釈明の文書を掲載したが、直後に削除し、しばらく閲覧できない状態が続いた。
のちに連盟は前出の掲載文についておわびを掲載し、「誤って作成途中の文章が掲載されてしまいました」として、一部を変更したうえで改めて反論を掲載した。
リオ五輪代表の成松大介選手に対する助成金が、他の2選手に分配されたことについては「遺憾ながら、これは事実です」としながらも「会長が他の2選手のことを思う親心からしたこと」と釈明。不正判定が指摘された15年11月の「いわて国体」で、岩手の選手と奈良の選手の試合については「断じて容認できません」とし、山根氏に対する接待についても「日本連盟がそのような指示をしたことはありません」といずれも否定した。ただ、こうした反論がどのような機関決定を経て行われたのかは不明で、かえって連盟の私物化を印象づけた。
ここは山根氏に直接話を聞いてみるしかない。1日、携帯電話に連絡を入れると、「ただいま呼び出しております」という音声案内ののち、おもむろに「ゴッドファーザー愛のテーマ」の荘厳なメロディーが流れ、「はい」という低い声の応答があったが、「夕刊フジ」と名乗った途端に切られてしまった。
日本連盟から山根氏の緊急入院が発表されたのはその後のことだった。夕刊フジより
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