中国の李克強首相は5月11日、安倍首相とともに、北海道苫小牧市のトヨタ自動車の関連部品工場を視察した。電気自動車などの最先端の科学技術製品の展示があったというが、中国にとって日本の科学技術はどうしても必要だと言えるだろう。
中国メディアの快資訊は18日、「中国の高速鉄道がネジ1つですら日本に頼っているというのは本当か」と題する記事を掲載した。中国はGDPの数字だけ見れば日本の2倍以上の規模となったものの、日本の技術や鉄鋼などの材料がどうしても必要なのだという。
李克強首相のトヨタ自動車視察では燃料電池車も視察し、その最先端技術について説明を受けたというが、このことからも分かるように、中国は日本の技術を高く評価している。記事は、中国国内の電気自動車メーカーには基幹技術がなく、ただ「補助金をだまし取る万華鏡」に過ぎないことが分かったと厳しい口調で中国の現状を伝えた。「基幹技術」で日本を頼っているのは、中国が誇る高速鉄道も同じだという。
記事は、中国高速鉄道には日本のハードロック社の「緩まないネジ」が使われていると紹介。日本の新幹線にも使われているが、高速鉄道は一般の交通機関と比べて衝撃が大きいため、この特殊なネジがどうしても必要なのだという。記事は、緩まないネジなど簡単に作れそうに感じるが、世界にネジを作る会社は数あれど、緩まないネジで成功してるのはこの1社だけであり、中国の高速鉄道も「仕方なしに」採用している、と日本の革新技術のすばらしさを伝えた。
ネジ1つすら日本に頼らざるを得ないというのは、中国にとっては屈辱的なことかもしれないが、これが現実だ。電気自動車も、中国では政府による補助もあって普及が進んでいるが、燃料電池自動車では日本メーカーの技術力がずっと上である。日本の科学技術のすばらしさは、中国も認めざるを得ないということができるだろう。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年5月21日月曜日
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