2018年5月3日木曜日

今度は福島がTOKIOを応援する番だ

TOKIOの城島茂(47)国分太一(43)松岡昌宏(41)長瀬智也(39)が、強制わいせつ容疑で書類送検され起訴猶予処分となった山口達也(46)の件を受けて2日に都内で開いた会見を受け、ツイッター上に「#今度は福島がTOKIOを応援する番だ」が登場し、東日本大震災、福島第1原発事故で被災した福島県民が、TOKIOを応援しようという運動が始まっている。
「風評被害があっても、TOKIOは支え続けてくれた」「TOKIOが福島県にしてくれたことは忘れないだから応援する」など、福島県民とみられるツイッターユーザーのツイートが、時間を追うごとに増えている。

TOKIOは日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」の企画として開墾した「DASH村」が、福島第1原発事故で被害を受けた福島県浪江町にあり、地元農家から多くのことを学んだ。その感謝から福島県の農作物の魅力を伝える「新生!ふくしまの恵み発信事業」のCMに、11年からノーギャラで出演を続けるなど、福島の復興支援に力を注ぎ続けてきた。

そのことを受けて、会見の質疑応答の中で、福島民友新聞の記者から「TOKIOの皆さんは東日本大震災、福島第1原発事故以降、福島県の農産物のPRに大変尽力してきた。悲しい事件があって復興支援にどのように取り組んでいくか」と質問が出た。

城島は涙で言葉を詰まらせながら「心のふるさとである福島、言葉が出ないのが悔しい。何ておわびしたらいいのか。自分たちが実際に福島で作業をする中で、いろいろなことを教わった生産者の方も裏切る結果になってしまったことが、本当に申し訳ない。これまで以上にメンバーで頑張っていくしかないというのが今の思い。はってでも何してでも頑張っていくしかない」と答えた。

松岡は「感謝しても感謝しきれない人に泥を塗ってしまった。何を言っても、きれいごとに聞こえます。4人でしっかり行動できることがあれば、これからも可能だとしたら、僕らに出来ることがあったら言って下さいという気持ち」と答え、長瀬も「復興に対しても今までと気持ちは変わりませんが、そこに対しても今後、考えていく義務はあるのかなと思っています」と語った。

MCを務めるTBS系「ビビット」でも福島のことについて触れた国分は「個人的に、タレントとしてでなく、個人の男として福島の方々に成長させていただいたと思う。公式に自分たちが応援できなくなっても、個人個人が応援することは忘れずに、これからも福島を応援し続けたい」と今後の応援を約束した。

4人の会見での悲痛な覚悟に感じるところがあったツイッターユーザーが「#今度は福島がTOKIOを応援する番だ」を立ち上げたとみられる。ツイッター上には「福島県民がTOKIOを応援しなきゃダメ」、「福島県民はTOKIOが大好きだ」などのツイートが相次いだ。

さらに福島県の広報担当者に向けて「TOKIOのCMポスターをはがさないように、賢明な判断をお願いします」など、ポスターの撤去をしないよう呼び掛ける声も上がっている。店舗に張った関係者とみられるアカウントの「ずっと貼っていたい」という声も出ている。

「#今度は福島がTOKIOを応援する番だ」はツイッターのトレンドワードになるなど「TOKIOの福島への功績は傷つかないし、色あせない」という福島県民の声が、ムーブメントになりつつある。yahooニュースより

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