科学技術が格段に進歩した中国だが、多くの面で日本には及ばないと思うことが多いようだ。これは、日本人特有の細やかさと関係があると言えるだろう。中国メディアの快資訊は17日、「日本は別の星から来た国であることを証明する写真」と題する記事を掲載した。誇張した表現とはいえ、中国人にここまで感じさせるものは何だろうか。
記事はまず、大雨の後に捨てられた「ビニール傘」が山になっている写真を紹介、傘ですら使い捨てであることに驚くようだ。また、本物そっくりの「食品サンプル」、「こたつで映画が見られる映画館」、エスカレータ―が故障した際、注意喚起と謝罪だけのために「警備員を配置」していたこと、飲食店で「メニューの写真と実物がほぼ同じであること」も驚きなのだという。
残りの6つは、若い女性が「冬でもミニスカート」であること、日本人は極度の「猫好き」であること、「バスがストライキでも運行を行い、運賃を無料にした」こと、商品に「税込みと税抜き両方の価格を表示」していること、自動で正しい位置に戻る「自動運転スリッパ」、そして、最後には「レゴで作った桜の木」があることを紹介した。これは、世界最大のレゴブロックでできた桜の木として、ギネス世界記録に認定されたという。
バスのストライキは、岡山県のバス会社で、運賃の受け取りを放棄する「集改札スト」が実施されたことを指していると思われる。ストライキをするにしても乗客のことを考えるというのは日本らしい。記事も指摘するように、普通はストライキでは乗客に迷惑が掛かるものであり、記事では大変感心している。また、自動運転のスリッパは、日産自動車の自動運転の技術を旅館のおもてなしに活用したもので、科学技術とおもてなしの心の組み合わせは日本らしさが良く表れていると言えるだろう。
こうしてみてみると、「他の星の国のようだ」という表現は、あながち大げさでもないようだ。また、中国人の日本人に対する、時にはあきれた、しかし尊敬してやまない心理も良く表れていると言えそうだ。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年5月19日土曜日
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