2018年5月1日火曜日

「自給自足の島国」だった江戸時代の日本

古代の中国はずっと世界をリードする大国だったと言えるだろう。火薬や羅針盤など、中国で生まれ、世界に大きな影響を与えた発明品も非常に多く、中国の文化圏は極めて広大だ。

日本もまた古代中国から多大な影響を受けた国の1つだが、中国メディアの快資訊は26日、日本は中国が清王朝時代の頃まで「ずっと中国より立ち遅れた国」だったのに、極めて短期間で世界の強国になったのは驚愕の事実であると論じる記事を掲載した。

記事は、1850年より前の日本と中国は共に鎖国を行っていた国であり、日本の対外的な開放度合いは当時の中国より圧倒的に劣っていたと指摘し、当時の日本は正真正銘「自給自足の島国」だったと主張。ところが、清と英国の間でアヘン戦争が起き、西洋の列強の侵略がアジアに及ぶと、日本にもまたその影響が及ぶことになったと伝え、1853年には日本に米国からペリーが来航し、日本に武力での開国を迫ったと紹介。

続けて、攘夷か開国かという2つの難しい選択を迫られた日本は「強い危機感」のもとで急に目覚めたと紹介。200年以上にわたって続いた鎖国体制の終焉は日本に変革をもたらしたと指摘し、1868年から数年で日本は「かの有名な明治維新」を成し遂げ、西洋列強が数百年かかって辿ってきた道をわずか数十年で追いついた日本は「立ち遅れた農業国から一気に世界の大国へとのし上がったのだ」と伝えた。

記事は、日本人は黒船に乗ってやってきたペリーに感謝しているはずだと伝える一方、清は日本と同じ状況にあったはずなのに日本と同じ富国強兵の道を歩むことができなかったと指摘。それどころか、列強となった日本に侵略されることになるとは、まさに悲劇としか言いようがないと伝えている。サーチナより

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