2018年5月19日土曜日

JR東海 リニア新幹線設備投資 6割増の2500億円

9年後に開業が予定されているリニア中央新幹線について、JR東海は今年度、南アルプスでのトンネル工事の本格化などで昨年度より6割近く多い2500億円を設備投資に充てる計画です。
リニア中央新幹線は2027年の東京・名古屋間の開業を目指して、山梨県側の南アルプストンネルで本線の掘削などの工事が進んでいます。

JR東海によりますと、今年度のリニア中央新幹線の設備投資は、トンネル工事に加えて品川駅や名古屋駅の工事が本格化するほか、山梨県内などの沿線の建設用地の買収費用も含め2500億円と昨年度より910億円、率にして57%増える計画です。

このほか、山梨県都留市にあるリニア実験線で、営業運転を見据えた安全管理の技術の確立など走行実験のために40億円を投資するとしています。

JR東海によりますと、今回初めてリニア中央新幹線の設備投資額が、新幹線と在来線を合わせた額を上回ったということで、「安全や環境、地域との連携を重視して確実に計画を進めたい」としています。NHKニュースより

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