2015年4月26日日曜日

アメリカでリニア新幹線推進

日本政府が推進するリニア新幹線を、アメリカのワシントン~ボルティモア間に地元のメリーランド州政府も参画し、米連邦政府に補助金を申請した。ルート選びなどに着手する。
日本もリニア新幹線を日米の象徴として、首相自らトップセールを行っていた。JR東海も技術の無償提供や国際協力銀行(JBIC)を通じた5000億円の融資を提案した。
リニア構想では、ワシントン~ボルティモア間を20分で結び、将来的にはニューヨークまで延伸し、慢性的な渋滞の解消を改善するという。総事業費が1兆円と巨費のため、米政府内に慎重論も根強い。
州知事は、経済の活性化の観点からリニア導入に関心が強く、訪日の際には山梨の実験線を見学するという。州は、米政府に高速鉄道の補助金を申請し、交付が決まればルートや乗降駅、環境影響評価(環境アセスメント)、総事業費の精査などに入る。
日本は、この事業の先行開業で、利便性を理解して貰い、メリーランド州との連携で他の州の協力も取り付け足り、民間から資金調達もしやすくなると期待している。

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