2015年4月3日金曜日

消費を控えた

日本銀行は2日公表した3月の生活意識に関するアンケート調査による、消費税増税後に支出を控えた人が60%に上る事が明らかになった。
このうち、現在も消費を控えている人が、70%半ばとなっており消費税の増税の影響が深刻である事が明らかになった。
2017年4月には消費税が10%に引き上げられることはすでに決まっている。2年後には10%になる。これでさらに消費が冷え込むことになるのは、目に見えている。消費税が国民の医療や社会福祉分野に使われるのなら納得もするが、引き上げた分だけ大企業の法人税を引き下げれば、誰のための引き上げなのか明らかである。庶民は生活防衛のために必要以外のものは買わなくなる。これが経済に与える影響は大きい、国内総生産(GDP)の6割は個人消費である。これが1%でも下がれば、金額が大きいだけにGDPへの影響は大きいものがある。
給与は平均賃上げは5000円前後である。まだ賃上げしてくれる企業はいい方である。賃上げも出来ない企業もあるのではないかと思う。
私も消費を控えている、いるものは買わないと生きていけないので必要な物は買うようにしているが、いらない物は買わなくなった。これも生活防衛である。庶民はこれしか抵抗出来ない。

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