2015年4月17日金曜日

日本の人口4年連続減少

総務省は17日、昨年10月1日現在の人口の推計人口を発表した。在日外国人を含む総人口は前年比21万5000人減の1億2708万3000人で4年連続の減少である。15歳から64歳の現役世代である生産年齢人口は116万減の7785万人である。高齢者65歳以上は110万2000人増の3300万人となり、0歳~14歳(1623万3000人)の2倍を超え、少子高齢化が鮮明になった。
日本人人口は27万3000人減の1億2543万1000人で前年より、0.2%減で減少幅が拡大した。
毎年、100万人の生産年齢人口が減ると言われており、5年先には500万人が減ることになる。10年先には1000万人になり、1億人の人口を割り込む事態は時間の問題である。高齢者の労働者として採用することや女性の社会進出への環境整備を早急にしないと、生産年齢人口は減ることになり、人材不足がいっそう加速することになりそうである。今でも人材不足で募集をしても人が来ない企業が増えている。
経団連は1億人の人口を維持すると言っているが、非正規労働者を増やしておきながら、今更何を言っているのかと言いたくなる。1億人を維持するためには、非正規労働者から正規労働者へ雇用を増やすことが一番の道である。そうすれば結婚もし子どもを産み育てるだけの、給与を保障すべきである。それもしないのなら1億人の人口の維持は不可能ではないかと思う。
この人口調査は昨年のものなので、今年はさらに人口が減っているとみても間違いないようである。
外国人労働者を増やせばいいと言われているが、円安で日本に来て働く魅力は以前より減っている。日本語は難しい言語であるだけに、日本語から学ばなければ日本で働く事など出来ない。

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