2015年4月17日金曜日

シャープ3000人削減

経営再建中のシャープは、3000人の職員を国内で3000人、海外で2000人のリストラを行う。リストラされるのは正規職員で、30~40歳の職員が対象となる。マクドナルドも業績の悪化で正職員をリストラする発表しており、大企業のリストラが止まらない状況になっている。
正規職員は本俸も高く、会社としてみれば固定費を削減して再建することが出来る事になります。事務職や営業職が対象になるとみられ、30代、40代は教育費や住宅ローンなどを抱えており、リストラされればローンなど払う事は困難になります。さらに教育費も支払いが出来なくなり、子どもは自らアルバイトをして学費を払うか、退学を余儀なくされる事になります。
退職後の再就職も困難になるのではないでしょうか。よほどのスキルがあれば別ですが、なければ、今までの年収(500万円)をもらえるのは無理なのは目に見えています。
シャープ、日本マクドナルド、ソニーなど大企業のリストラは大企業のリストラの始まりかもしれません。
シャープの下請け会社の影響も大きいのではないでしょうか。中小・零細企業もリストラをしなければ、生き残ることは出来ない事になるかもしれません。シャープだけの問題では済まなくなります。これで景気がいいと言えるでしょうか。
非正規社員ばかりでシャープは再建することになり、安い給与でしわ寄せはいつも弱者に払わせられる事になります。非正規では結婚も出来なければ、日々の生活も節約生活強いられる事になる。これで経団連が1億人の人口を維持すると言っているが、子どもが増えないのに1億人の人口の維持など不可能に近い。非正規社員を正規社員にして、結婚し子どもが産める家庭環境をつくらない限り、人口維持は絵に書いた餅になるでしょう。
株価が2万円を越えて、喜んでいる場合ではない。株価は官製が作り上げたことである事が明らかである。株価の暴落がいつ来るか分からない、その時は日本の経済は地に落ちることになる。

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