2015年4月3日金曜日

平均賃金低下

厚労省は毎月の勤労統計調査によると、労働者に占めるパートタイマーの比率は2014年平均で29.8%で企業はパートタイマーなしでは成り立たないことが明らかになった。賃金はフルタイム賃金の1/4と低賃金で、パートタイマーが増えたことにより賃金水準が引き下げられたことになる。
同調査によると、労働者の給与総額は1997年から減少傾向にあり、2014年は1997年と比較すると15%も下がっている。
この間のパートタイマーの比率は、15.6%から29.8%へと構成比では、ほぼ倍になっています。
企業が固定費を減らし、収益確保のため、パートタイマーを増やしていることがこの調査から見て取れます。
これから、生産年齢人口が毎年100万人が減っていくことになると前に書いたが、安い賃金で働く事を嫌がる人が増えるのではないかと思う。そうなれば生産年齢人口はさらに減ることになる。パートタイマーの賃金を引き上げる事が必要になってくるのではないかと思う。

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