2018年5月18日、韓国・中央日報によると、日本人観光客に通常の10倍を超える金額でチキンを販売したとして批判を浴びている韓国のチキン専門店が、「ぼったくり」疑惑を否定するため会計時の様子が映った監視カメラの映像を公開した。しかし同映像がさらなる波紋を呼んでいる。
記事によると、事件の発端は今月15日。ある韓国のブロガーがネット上に「日本人の友人2人がソウル・弘大(ホンデ)のチキン専門店で食事をしたが、日本に帰国してカードの請求書を確認したところ、10倍の金額が記されていた。店に苦情を言ったが謝罪はなく、為替レートの変動による差額や手数料などを引いた金額を返金すると言われた」との内容を書き込んだ。その後この書き込みが「ぼったくり騒動」として広まり、多くのネットユーザーから批判が相次いだため、同チキン店のフランチャイズ本社代表は謝罪を表明。同ブロガーが16日に「日本人女性2人も理解を示している。わざとでないと信じたい」との文章を掲載し、騒動は一段落となっていた。
同ブロガーによると、本社代表は電話で「加盟店の教育を疎かにした本社の責任が大きい」と謝罪し、誤って決済された金額を16日に全額払い戻したという。その後、本社代表は「ミスが生じたのは私どもの責任だが、決して外国人を相手にぼったくりをしたのではない。故意でないという点は理解してほしい」と主張し、当時の状況を映した監視カメラの映像を公開した。映像には13日午後、女性2人が同チキン店で会計をする姿が映っており、店員はクレジットカード決済端末機に手動で金額を入力している。領収書を受け取った女性2人は店を出るが、その少し後に店員の1人が女性らを探しに店の外に出て、戻ってくる姿も映っていた。
しかしこの映像に対し、韓国のネットユーザーからはさらなる批判が寄せられている。記事のコメント欄には「間違って決済したことを知っていたのに、取り消さなかったということ。抗議の電話が来なかったら?」「ミスに見せかけた故意」「ミスに気付いた時点でカード会社に電話するべき。批判を避けるため問題の本質をすり替えている」など、店側の「故意」を疑う声が目立つ。
また、「自分のミスなのに、1ウォンも損したくないということか」「謝罪もせず、手数料などを言い訳にすぐに返金しなかったその対応は何?」など店側の最初の対応を批判する声も多い。
その他「常習犯だ。今回たまたまばれてしまったのだろう」「韓国ではよくある手法。そういえば、僕は生まれた時から韓国で暮らしているが、一度もカード決済の領収書をもらったことがない」などと主張する声も見られた。レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年5月18日金曜日
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