日本でも、田舎に行けば行くほど自動車がないと生活できないと言われ、1人1台所有している家庭も少なくない。同様にベトナムでは、バイクがないと生活できないほどで、地域によっては1人1台保有しているほどの普及率だという。そして、ベトナムではホンダなど日本メーカーのバイクが主流のようだ。
中国メディアの快資訊は17日、なぜベトナムで日本のバイクが人気なのかを考察する記事を掲載した。一時はベトナムで大きなシェアを誇った中国メーカーが、なぜ日本メーカーにシェアを奪われたのかを考察している。
記事はまず、中国のバイクはベトナムで大失敗したと紹介。「安さでは成功しない」という教訓を痛い思いをして学んだのだから、自主ブランドで世界進出を目指す中国の自動車メーカーは、この教訓を生かすようにと主張した。
中国のバイク市場は需要が大きく、そのおかげで成熟してきたと言って良いだろう。現在のように自動車が普及する前は、中国でもバイク市場が大いに発展し、勢いのあった中国のバイクメーカーはベトナムに進出、「安さ」を武器に非常な人気を集めたという。
ところが、今ではベトナムではほとんど中国メーカーを見かけず、日本メーカーばかりと言われる。その理由について記事は、「品質の悪さ」を挙げた。中国メーカーがこぞってベトナム市場に参入したが、強みは「価格」しかないため、熾烈な価格競争となり、コスト削減のために粗悪なバイクが多く出回ったのだと指摘した。
そのため、一時は値段に惹かれて中国メーカーのバイクを買ったベトナム人も、寿命が日本メーカーよりずっと短く、故障も多くて維持費がかさみ、アフターサービスも悪いことに気がつき、高額ではあっても質の良い日本メーカーへと再び回帰していったと経緯を説明。一度定着した「中国製バイク=粗悪品」のイメージはなかなかぬぐえず、ベトナム市場は今でも日本メーカーがシェアの大部分を占めているとした。
現在の中国ではバイクは減少傾向にあるが電動自転車の需要は非常に高く、中国製も質が高くなってはいるが、一度「劣化品」のイメージが付いてしまった以上、ベトナムの市場に再び参入するのは一筋縄ではいかないだろう。中国の自動車メーカーも海外市場を狙っているようだが、バイクメーカーの例は良い教訓になるに違いない。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年5月20日日曜日
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