2017年11月3日金曜日

韓国でマクドナルドをめぐる騒動収まらず

2017年11月1日、韓国でマクドナルドのハンバーガーを食べ溶血性尿毒症症候群(HUS、ハンバーガー病とも呼ばれる)にかかったなど健康被害の訴えが相次ぎ問題となる中、韓国マクドナルドのハンバーガーパティからHUSの原因となり得る腸管出血性大腸菌が過去2年で3回検出されていたことが分かった。韓国・東亜日報が伝えた。

10月31日、韓国の国会議員2人が食品医薬品安全処(食薬処)から提出を受けた資料を基に、韓国マクドナルドのハンバーガー用パティを供給する系列会社マッキーコリアの自社検査で、昨年6月と今年8月に「10:1純ビーフパティ」から、昨年11月に「4:1純ビーフパティ」からそれぞれ腸管出血性大腸菌が検出されたことを明らかにした。

しかし問題が見つかった製品全62.3トンのうち回収・廃棄されたのは7トンのみで、残る55トン余りは通常通り流通・販売されたという。またマッキーコリアは昨年11月の検出時、関連当局への届出さえ行っていなかったことも分かった。

記事は、「大腸菌検出パティ」が堂々と流通した背景には「法の弱点」があると指摘している。韓国の食品衛生法は「食品製造加工業者が自発的に品質検査を実施する」などとして食の安全を企業の良心に任せており、会社が不適合の結果を申告しない限り問題は発覚しないままなのだ。また「検査結果が出るのを待って製品を流通させねばならない」との規定もないという。

ついに国会で取り上げられるまでに発展してしまった「ハンバーガー病」問題に「マジか。事態は思ったより深刻だね」と驚くネットユーザーもいるが、「マクドナルドはもうアウト。韓国から出ていって」「良心に従わない企業は厳しい代価を払うべき。ここまできたら市場追放でもおかしくない」とネット上では怒りの声が目立つ。

一方で「マクドナルドだけでなく、他のファストフードチェーンも調査して」「果たして他は安全なのだろうか?」などのコメントも寄せられ、消費者もだんだんと疑心暗鬼になっている様子がうかがえる。

また、「原因は消費者側にもある」との意見もあり、「こんな状態でもマクドナルドには人がうようよ」「最近、マクドナルドは日本で廃業寸前にまでなったらしい。それなのに韓国は?問題が発生しても皆よく食べている」と指摘するユーザーも見られた。  infoseek newsより

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