■リュ・ペンギ
リュ・ペンギは紀元前144年頃の中国に実在していた連続殺人鬼の1人。彼は当時の皇帝の息子でありながら、傲慢で残忍な男であると中国全土で知られており、毎晩20~30人ほどの奴隷や犯罪者を引き連れ殺人行為に明け暮れていたという。そんなペンギは100人以上を殺害したと伝えられている。国民が彼の残忍な殺害行為におびえる中、ある被害者の息子が皇帝にペンギの悪事を暴露。裁判員は彼の処分を要求するも、我が子に手をかけることができなかった皇帝は、代わりにペンギの王位をはく奪し国から追放することに。ペンギはまんまと死刑を免れることとなった。画像は、「THETH1NG」より
■アリス・カイトラー画像は、「Martian Herald」より
アリス・カイトラー(別名、キルケニーの魔女)という女性殺人鬼が、14世紀のアイルランドに存在していた。彼女は生涯で4回結婚し、3人の夫を殺害。4番目の夫であるジョン・イ・ポーアー卿もヒ素中毒の状態で発見されている。彼女の子どもの証言から、月日を追うごとに父親の髪や爪が抜け落ちていったことが判明。また専属の悪魔も所有しているという非難まで上がったという。アリスは悪魔との性交渉により魔術を手にしたと告発された初の女性であり、歴史上で初めて魔女裁判にかけえられた人物となった。画像は、「Rostro sin Mascara」より
■ジル・ド・レ画像は、「DE ANTES」より
15世紀に実在したフランス人貴族のジル・ド・レも、大量殺人鬼として歴史に名を刻んだ1人。彼は卓越した腕をもつ兵士で優秀な戦績を残し、また多額の遺産によって富と名声を欲しいままにする。祖父の小児性愛の影響から男色に目覚めたジルは、後に黒魔術へと傾倒。悪魔との契約に心を奪われた彼は、生贄として多くの少年の心臓を捧げることにした。一説によるとジルは少年と性交渉を行った後に、部下に生きたまま首を切断するよう命じたという。また時には切断される少年を眺めながら、自慰行為にふけっていたとも伝えられている。1440年に140人以上の子どもを殺害した罪で処刑された。画像は、「THE FAMOUS PEOPLE」より
■ピーター・スタブ画像は、「Psicologia y Mente」より
16世紀のドイツ・ベートブルクで、“狼男”と市民から恐れられたピーター・スタブという凶悪殺人鬼が存在する。女性や幼い子ども、家畜などを相次いで殺害した彼は警察の調べに対し、若い女性に性的暴行を加えた後に殺害、妊婦の子宮を切り裂き、中の胎児を食べたことなどを供述。またスタブは拷問の最中、悪魔から授かった“変身ベルト”により狼男に姿を変えていたと主張していたものの、捜査の結果“変身ベルト”の存在は実証されず、代わりに狼の毛皮で作られた毛皮を着て犯行に及んでいたことが証明されている。1589年、スタブは火あぶりの刑に処せられた。画像は、「Bizarre and Grotesque」より
■エリザベート・バートリ画像は、「Bizarre and Grotesque」より
1560年、トランシルヴァニアの名門貴族の下に生まれたエリザベート・バートリも、血に飢えた人類史上最も残酷な女性殺人鬼として歴史に名を刻んだ。彼女は自身の美しさを保つために“少女の生き血”を欲し、流された少女の血は600人以上とも言われている。ある日のこと召使いの1人が、エリザベートの逆鱗に触れてしまい惨殺される。少女を殺害後エリザベートが体に浴びた返り血を拭うと、皮膚が白く輝いていることに気づく。その後、彼女は村中の娘をわずかな対価と引き換えに城で雇い、次々と拷問・殺害を繰り返していく。1611年には有罪判決が言い渡されたエリザベートだったが処刑は行われず、1614年に刑務所の中で息を引き取ったという。 トカナより画像は、「COOL Interesting Stuff.com」より
画像は、「WIKIPEDIA」より
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