2015年9月21日月曜日

ロシア通貨危機

■ロシアルーブル、また急落中  ウクライナへの侵攻と、欧米諸国からによる経済制裁などを受けて、昨年以降、「ロシアの通貨ルーブルが急落した」とのニュースを覚えている方も多いでしょう。今年前半は、ウクライナ問題をうやむやにして乗り切り、ルーブルもV字回復するかに思われましたが、そうはいきません。中国バブル崩壊と歩調を合わせるように、ルーブルは再度、下落へ。 過去3カ月間(6~8月)で、ルーブルは対ドルで最大3割以上も下落、対円で2割以上も下落しました。 (※米ドル円にたとえるならば、為替レート120円だったのが、3カ月で100円割れへ急落するほどの急降下。)

■ロシア経済悪化、ルーブル急落の理由  欧米を中心とした(日本も加わっていますが)、ロシアに対する経済制裁が効いています。さらに昨今の、原油などエネルギー価格の低下も、資源国であるロシアに逆風となっていますし、その上、手を組もうと互いにすり寄っていた中国のバブルが崩壊、世界経済も鈍化。先月発表されたロシアGDPは、前年比マイナス4.6%と、リーマンショック後の2009年以来の大幅悪化。

■ロシア経済見通し。世界危機は起きるか?  これほど悪材料が並ぶと、あのロシア通貨危機が世界に波及した1998年頃を連想してしまう方もおられるでしょう。ただ当時と比べますと、危機を回避するための外貨準備にまだ相当な余力がありますので(これまでの資源高などでたっぷり積み上げることができていたため)、この先すぐに、ロシア発の危機へと発展するリスクは低いです。が、ロシア経済がじわじわ疲弊していることは確実で、どこまでロシアが西側諸国に強硬な姿勢を続けられるのか注目されます。(執筆者:為替王)

石油価格が44㌦という、値段では資源の輸出も赤字にならざる得ない。ヨーロッパからの経済制裁もボディーブローのように効いてきているみたいである。このまま、この国が経済破綻すれば良いのではないかと思うのは私一人ではないはずである。北方領土の不法に占領し開発までしている国である。こんないい加減な国は他にない。有るのは北朝鮮・中国・韓国である。

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