2015年9月27日日曜日

軍事技術向上に大学が協力

防衛省は、軍事技術への応用が可能な基礎研究に研究費を支給する初の公募制度に109件の応募があり、理化学研究所や東京電機大、東京工業大など9件を採択したと発表した。同省は「多くの応募があった。防衛分野での産学官協力を推進する観点から極めて有意義な結果だった」としている。
 
理化学研究所の研究テーマは、光を完全に吸収する特殊な表面をもった素材の実現。高感度カメラや望遠鏡の高性能化に役立つほか、同省によると、防衛装備品に利用した場合、敵から見えにくくなる効果が期待できるという。

東京電機大は、レーダーを搭載した2機の無人飛行機を制御し、移動する目標の検出機能を高めることを目指す。

国内の大学は過去の戦争に協力した反省から、軍事研究から距離を置いてきた。防衛省から研究費を受けることを問題視する声もあるが、東京電機大は「軍事ではなく基礎的な研究なので応募を認めた」と説明している。

研究成果は公開を原則にしており、国の防衛や災害派遣などで使う装備品の開発につなげる。

毎日新聞ニュース
 
軍事技術を大学が協力する事で、日本の技術力がアップする事になるだろう。日本の大学の頭脳は世界でも一流に近い頭脳である。日本の防衛をする上で必要な措置ではないでしょうか。

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