翁長雄志沖縄県知事は21日から、ジュネーブの国連欧州本部でのNGO主催シンポジウムで演説し、かつ、人権委員会でも演説するとなっており、この一連の動きは極めて重要となります。
何故なら、沖縄の「人権」という観点から国連で演説がされるからです。
翁長知事の論点は以下のようになっています。
『日本国民全体でやるべきものが沖縄一県に集中している。沖縄の置かれている環境の理不尽さを「人権」に触れて話したい』
翁長知事の論点は、沖縄は日本全国の0.6%しか占めていないにもかかわらず、米軍基地は74%を占めており、これは沖縄の「人権」を蹂躙していると訴える点にあります。
また、沖縄県人は琉球人であり、琉球人の人権を無視するような大和人という対立軸を設けており、この人権問題を持ちだされた場合、日本政府は対応ができない事態もあり得ます。
またこの「琉球人の人権」となれば、次には「アイヌ人権問題」となり、日本は北(ロシア)と南(中国)に人権問題を攻められるとなり兼ねず、中国とロシアから人権問題で攻められるというブラックジョークのような状態になりかねないのです。
辺野古移設問題が「人権」問題に発展し、国連やアメリカ等で人権問題として取り上げられれば、日本は人権を無視する国であるというプロパガンダを流している中国・韓国に利することになります。
人権問題は極めて微妙な問題であり、対応を誤れば取り返しのつかない事態に陥ることもあり得ます。NEVADAより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2015年9月22日火曜日
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