2015年9月11日金曜日

児童虐待過去最高

虐待被害が疑われるとして、全国の警察が今年上半期に児童相談所に通告した18歳未満の子どもは1万7224人で、昨年同期よりも4187人増えたことが10日、警察庁のまとめで分かりました。

警察はこのうち1152人を一時保護したほか、加害者として387人の保護者を摘発。いずれも過去最高となっています。

上半期の通告児童数は2011年からの統計を始め、4年連続で増えています。全体の約2/3に当たる1万1104人は心理的な虐待で、昨年同期より3336人増加。ドスメティックバイオレンスが子どもの前で行われる全面DVが7273人を占め、2157人増えました。

他に身体への虐待が411人増の3882人、育児放棄などのネグレクト(怠慢・拒否)は426人増の2144人増の94人でした。

生命や身体の安全が脅かされるとして、警察が夜間などに一時保護した子どもは185人増の1152人。上半期で初めて1000人を超えました。

虐待を受けて死亡した子どもは4人増の14人で、5年ぶりに増加しています。

家庭が崩壊して子どもがその被害を受けている。大人が子育てが出来なくなってきているのは、大人そのものが子ども化しているのではないか。このままでは、日本の子どもへの虐待は減るどころか今後も増加するのではないかと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...