2015年9月27日日曜日

中国の偽札グループ摘発

香港メディア・東網は24日、広東省の警察当局がこのほど同省内の大規模な偽札製造グループを摘発し、額面総額2億1000万元(約39億6000万円)の偽札を押収するとともに容疑者29人の身柄を拘束したと報じた。

記事は、同省公安庁が24日発表した情報として、17日早朝に同省恵州市内の偽札工場2カ所を捜査して100元札の偽札2億1000万元分、印刷機4台と偽札の版下フィルム、材料を押収するとともに、29人の身柄を拘束したと紹介。また、この事件では同省の汕尾市でも6人が、深セン市と広州市そして四川省内でもそれぞれ5人が身柄を拘束されたと伝えた。

そして、警察がこの犯罪グループについて、金属工場や廃品回収場などを装って偽札を製造し、防音設備を設置したり、建物の外に見張りを付けたり、監視カメラを24時間作動させるなど周到な対策を講じていたと紹介するとともに、今年11月に新しいデザインの紙幣が発行されることから「従来の版下が使えなくなる可能性を考えて、可能な限り大量に刷っておこうと考えた」としたことを伝えた。

記事はまた、広東省では近年大規模な偽札製造グループが摘発されており、版下を製造した人物が拘束されたことで、同省における偽札づくりに歯止めがかかっていると紹介。同省公安庁が9カ月あまりの時間をかけて慎重に捜査を重ね、今回の大規模犯罪グループの摘発に成功したと説明した。なお、製造された偽札は市場には流通していないという。

人民元の紙幣は偽造が出来そうな紙幣な気がする。日本の円などは偽造が難しい紙幣であり印刷技術の違いがあるのではないでしょうか。偽造紙幣が流通していないと言っているが、一部は偽造紙幣が流通しているのではないでしょうか。中国はコピー社会であるだけに、自国の紙幣までコピーされれば、笑うしかない国である。コピー大国で、人民元は安っぽい紙幣に見える。

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