2015年9月11日金曜日

ユニセス報告

予防可能な原因によって命を落とす子どもの数は、継続的な取り組みによって貧しい地域でも減らせることが明らかになった。

国連児童基金(ユニセフ)は8日、子どもの生存に関する報告書を発表し、5歳未満の死亡者数が過去25年間でほぼ半減し、1990年に1270万人だった死亡者が2015年には590万人に減少したことを明らかにした。国連でミレニアム開発目標が設定された、2000年以降、4800万人の命が救われたとしています。

報告書によれば、専門家が付き添った出産および産前・産後ケア、母乳育児、予防接種、マラリア予防の蚊帳、水と衛生の改善、栄養補助食など、簡単で影響力が大きく、費用対効果の高い方法が、死亡者数の減少に貢献した。

世界81ヶ国の低所得国と抵中所得国のうち、カンボジア、エチオピア、バングラデシュ、ウガンダを含む24ヶ国がミレニアム開発目標に掲げられている。5歳未満児の死亡率を2/3に減少させる目標を達成しました。また、サハラ以南アフリカに位置する21ヶ国が、それまでは増加を続けていた子どもの死亡数を減少に転じさせるか、または1990年代と比べて減少の速度を少なくとも3倍以上にしています。

ユニセス事務局次長は、世界のあらゆる地域で何百万人もの子どもの命が守られた事は、新たなミレニアムである2000年以降に達成した、最初の重要な成果の一つだと述べました。

全体としては2/3減少させるというミレニアム開発目標には及びませんでした。しかし、乳幼児死亡率の削減は、同目標の次ぎに設けられる国連の持続可能な開発目標の中で引き続き項目を設けられ、国連総会で採択予定です。

ここで定められた指針に従い、これまでの前進が加速されれば、30年までにさらに3800万人の命が救えると言います。

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