日本の製造業の脱中国が一段と加速している。ホンダはミニバイクの90%を生産していたが、人件費の高騰や円安などで日本の国内で製造する。中国で製造するメリットが薄れる中、国内に戻す企業が増えている。
ホンダは円高が進んだ02年から中国やベトナムでの海外生産に切り替えたがアベノミクスによる円安で経費を引いても国内で生産しても大差がなく、商品の保管も効率が良いためと判断した。
ホンダは国内生産80%、海外生産20%の生産体制にする。
その他の企業も、パナソニックも空気清浄機を50%を国内生産に切り替え、ダイキン工業もエアコンの一部を中国から国内生産に切り替える。キャノンやTDKも国内回帰を進めている。
中国では12年の反日暴動も記憶に新しい上、株や不動産バブルが崩壊し実体経済も失速し、市場としての魅力を失いつつある。今後もチャイナリスクを回避する企業が増えそうである。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2015年9月13日日曜日
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