2015年9月27日日曜日

北朝鮮ウォンは紙くず同様

北朝鮮ウォンの紙幣の価値が紙くず同然になっている。価値が下がった最大の切っ掛けは2009年に北朝鮮が行った、デノミが原因である。

この時、タンス預金で貯めていた多くの国民は打撃を受け、デノミを強行した当局への怒りは爆発。金日成はその時の責任者を公開処刑している。

デイリーNKは、世界で最も早くデノミのスクープし、その後の責任者の公開処刑の情報もいち早キャッチして報じている。これに対して、当局は処刑ではなく更迭との否定情報もあったが、2013年に張成沢が処刑された際、朴南基は希代の反逆者として名指しされ、公開処刑された。

この公開処刑は、北朝鮮経済を支配する市場経済、貨幣経済に金日成体制が敗北したことになり、これ以後、北朝鮮国民はウォンを全く信用しなくなった。

実用貨幣ではなく、国家を象徴する意味で扱われることになった。故金日成が描かれた紙幣が覚醒剤の吸引に使われていたことことからも明らかとのことである。

北朝鮮ウォンに代わって、市場では人民元が事実上の通貨になっている。通貨でも最も信頼されているのは、事もあろうか米ドルであるとのことである。デイリーNKより

この国は、軍事費に膨大な予算を注ぎ込み、国民生活はどうなっているのか、口ではおおぼらをふきながら、日本を恫喝しているが、この国は中国の植民地状態ではないかと思わずにいられない。

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