2018年7月1日日曜日

日本人が好きな「野球」、中国人からは「静かで退屈」に見えるけど

連日、熱戦が繰り広げられているサッカーワールドカップ(W杯)。日本代表が決勝トーナメントに進出することが決まり、今後はさらに盛り上がりを見せることだろう。中国でもサッカーは人気スポーツの1つで、そのほかにはバスケットボールや卓球の人気が高い。

日本ではサッカーのほかに野球が人気だが、中国では野球はまったく人気がなく、ルールすら知らないという人が圧倒的に多い。それゆえ、日本で野球が人気であることに疑問を感じる中国人も多いようだ。中国メディアの快資訊は野球に馴染みのない中国人から見た野球の魅力について紹介している。

記事はまず、せっかちな性格が多い中国人から見ると、「野球」は非常に静かなスポーツで、常に選手やボールが動いているバスケットボールやサッカーのような激しさがないように感じられるうえ、選手は自由に動くことができないため、「退屈」という印象を持つと紹介した。

一方で、野球は誰が守って誰が攻撃しているのか非常にはっきりしていて、個々の選手が責任を持ってプレーしなくてはならないことを紹介。また、打者はバッターボックスで瞬時にバットを振るか振らないかの決定をし、その選択の結果をすぐに見ることが出来ると紹介し、人生における選択と同じで、自分の選択の結果を受け入れなくてはいけないという教訓を学ぶことが出来ると論じた。

また、野球は1人で試合に勝つことは難しく、特に点を取るためには連続でヒットを打つなどのチームワークが必要だと紹介。つまり、野球は結果も大事だが、過程も重要なスポーツであることを強調し、こうした点から人生についての教えを学ぶこともできるのだと伝えた。サーチナより

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