2018年7月29日日曜日

国土が小さい日本が「海外に世界一の規模の資産を持つなんて」

財務省によれば、日本の2017年末における対外純資産残高は前年末比2.3%減の328兆4470億円となり、27年連続で世界一となった。中国メディアの快資訊はこのほど、日本は中国に比べて圧倒的に国土が小さいはずなのに「海外に世界一の規模の資産を持っている」と伝え、その事実は容易には信じられないものであると論じる記事を掲載した。

記事は、日本は天然資源に乏しいため、資源は海外からの輸入に依存せざるを得ない環境にあると紹介。それでも日本が世界3位の経済大国となることができたのは、教育や民度の賜物であり、まさに匠の精神を体現したものであるとの見方を示した。

続けて、日本は中国に比べて国土が非常に小さいものの、自動車や電子機器など様々な分野で世界有数の競争力を持つとしたほか、海外に持つ資産から負債を差し引いた純資産残高は27年も連続で世界1位の規模となっていることを紹介し、日本は国内のみならず、海外でも稼ぎまくっていると伝えた。そして海外で稼いだ利益は日本に還流することになると伝え、その規模は国内総生産の数%に達するほどだと論じた。

中国の対外純資産残高も近年は増加しているものの、日本が27年連続で世界一の規模であることは「日本にいかに先見の明があるかを示すものだ」とし、日本は国内の成長が低迷しているなか、海外の成長をしっかりと取り込んでいることを指摘し、中国は日本の先見の明を学ぶ必要があると伝えている。サーチナより

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