2018年7月26日木曜日

正しい意味で先進国と呼べるのは「アジアでは日本だけ」

中国は目覚ましい経済成長を続けており、国内総生産(GDP)では日本を上回って米国に次いで世界2位となっている。中国メディアの快資訊は21日、経済の面では停滞気味だが「アジアでもっとも発展している日本から中国が学ぶべき分野」について考察する記事を掲載した。

アジアは現代でもっとも成長著しい地域であり、世界中の注目が集まっているが、記事は「韓国やシンガポールなど発展を遂げた国が少なくないアジアにおいて、厳密に正しい意味で先進国と呼べるのは日本だけである」と独自の主張を展開した。

GDPの値によって国のすべてを把握することは出来ないが、記事が「日本を真の意味で発展した国」と呼べるのは3つの理由があるとした。1つは「1人当たりのGDP」だ。2017年の中国のGDPは約12兆2000億ドルであったのに対し、日本は約4兆8000憶ドルと大きな開きがあったが、1人当たりで計算すると中国は約8000ドルであったのに対し、日本は約3万8000ドルと大きな差があることを指摘した。

また、技術面でも、「日本は自動車、造船、電子産業などの分野で世界で技術力は高く評価されている」とし、中国国内でも日本製品は信頼を得ており、裕福な家庭では日本製の家電を買いそろえていると紹介、依然として中国製品の評価は日本製品に及ばないのが現状と主張した。さらに3つ目として「教育」を挙げ、日本人が子どもの教育を非常に重視し「教育に従事する人の給与や福利は中国と比較すると高く、毎年教育に費やされる予算も多い」と主張し、「厳密に正しい意味で先進国と呼べる日本から学ぶべき点はまだまだ多い」と伝えている。

中国は経済規模こそ拡大を続けているが、その背後では貧富の差が拡大するなどの社会問題が多数存在する。中国人から見ると日本は全体的に安定した社会と高い工業力があるように映るようで、学ぶべき一面と認識しているようだ。サーチナより

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