2018年6月27日、新浪新聞の微博(ウェイボー)アカウント・頭条新聞は、中国中央テレビ(CCTV)の報道を引用し、模範的な汚染対策プロジェクトと言われた川が、いまだに黒くて臭い川のままだと伝えた。
CCTVは、広東省東莞市にある老囲河は、「模範的な汚染対策プロジェクト」と言われていたと紹介。「かつては真っ黒できつい異臭を放っていた川が、曝気(ばっき)装置や微生物製剤の投入などにより、明らかな効果が見られ、『市民の憩いの場所になった』とされていたが、記者が実際にこの川へ行ってみると、黒くて異臭を放つ川のままだった」と伝えた。
またCCTVは、「老囲河の汚染対策プロジェクトは、『わずか1カ月で黒くて臭い川に別れを告げた』と紹介され、このプロジェクトに対する市民の満足度は100%となっていた」と指摘。しかし、実際にこの川の近くで市民に質問してみると、「満足していない」が過半数を超えたと紹介し、「これは表面的なメンツ工程だ」として強く非難している。
これに対し、中国のネットユーザーから「上を欺き下を虐げるというやり方だろ。こんなの全国民が知っている」「どこも一緒だよ。上から文書が来れば、下は表面的に繕う」「上に政策あれば、下に対策ありだ。都市が発展するためには、政府は片目で見ながら片目を閉じる。汚染源を取り締まるわけがない」「満足度なんて政府発表で決まる」などのコメントが寄せられ、特に大きな驚きはないようだった。レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年7月1日日曜日
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