FIFAワールドカップ ロシア大会の際、日本サポーターがごみ拾いをしている様子。
この取り組みは、各国のサポーターにも広がり、世界中で注目されました。
こうした日本の「美徳」が今、ワールドカップの優勝国、フランス・パリで論争を呼んでいるといいます。
パリの目抜き通り、シャンゼリゼ通り。
この美しい通りにも、たくさんのごみが落ちていた。
吸い殻に紙くず、街の景観を損なう原因になっているが、ごみが落ちていても、そのまま通り過ぎる人が少なくない。
こうしたパリの状況をめぐるツイッターへのある投稿をきっかけに、政治家同士が、火花を散らしている。
「東京で数日過ごすべきだ」、「東京の清潔さは模範的。パリも見習えるはずだ」
これは、元文科相のジャック・ラング氏が、パリのアンヌ・イダルゴ市長に対して投稿したツイッターでのメッセージ。
これに対し、イダルゴ市長は、市長として環境問題にきちんと対応しているとの考えを示し、不快感をあらわにした。
突如として始まったお掃除論争。
こうした中、パリの街角で袋を片手に、ごみを拾っていく「日本式」の掃除をする人たちの姿が。
パリ在住の日本人を中心に、地域の人と月に1度、清掃活動を行っている。
グリーンバード・パリチームリーダー 稲井佳子さんは、「残念ながら、フランスの方々は、自分のごみを捨てても、誰かが拾ってくれるものって思っている。わたしたちの活動を見ていただいて、(街に)ごみを捨てることを1人でも多くの方がいなくなれば、街自体もきれいになる」と話す。
不思議な目で見られることもあったということだが、この日の参加者34人のうち、8割ほどが地元の人たち。
活動開始から11年で、フランス人たちの考え方も変わりつつあるもよう。
参加者は「日本の道路にはごみ箱がないのに、全くごみがない。見習うべきだと思う」、「団体が掃除してくれるのもいいが、みんなが努力すれば、もっといい」などと話した。
思わぬ論争で、再び注目される日本の掃除文化。
将来、パリの街が、より美しくなるかもしれない。FNNニュースより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年7月31日火曜日
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