2018年7月23日、観察者網は、貴州省貴陽市のビルに高さ100メートルの人工滝が出現したと伝えた。
記事によると、7月20日に貴陽市観山湖区にあるビルから、大量の水が噴き出している動画が貴陽市民のSNSのグループチャット内で出回り、「水道管が破裂したのではないか」「水漏れにしては水が大量すぎる」などと話題になったという。このビルの責任者によると、これはビルが企画した滝で、ビルの高さは121メートル、滝の設計高さは108メートルで、貴陽市唯一の滝ビルだという。
この滝の下は大型の貯水池になっていて、滝の水は普段この貯水池に貯められている。滝を開放する時には18万5000ワットの大型ポンプ4台を使って水を上まで引き上げ、それから下に水を開放するという。
記事によると、滝を1回起こすために2時間以上かけて水を貯め、滝が落ちる時間は約1時間で、毎回少なくとも800元(約1万3000円)の電気代がかかるという。そのため、祝日など特別な日以外には滝の開放は行っていないという。
記事は、この「滝ビル」の設計には多くの困難が伴ったが、水利施工経験が豊富な企業によって問題を解決したと紹介。建設者によると人工滝では世界最高の高さなのだという。
これに対し、中国のネットユーザーから「この独特な景観からすれば、1時間で800元なら安いだろう」「貴州は良い所で、水も電気も不足していない。不足しているのは人気と資金で、適切にお金を使って宣伝するのは理解できる」などの好意的なコメントが寄せられた。
しかし、「どう見ても水漏れしているようにしか見えない」「ビルが飲みすぎて吐いているようだ」「このビルなら火事は恐くないね。でも部屋は湿気とカビだらけだろう」「この種のクリエイティブが増えると、ますます未来がなくなる」などの否定的な意見も少なくなかった。レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
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