2018年7月27日金曜日

ラオスのダム決壊、死者は少なくとも300人

ダム崩壊事故発生から4日目の27日、ラオス政府が公式に明らかにした死者数は27人、行方不明者は131人である。
3日前に初めて集計した「19人死亡、49人行方不明」の数字からはやや増えたが、現場の雰囲気とはかけ離れた数字だ。

現場では、死者は少なくとも300人を超えるという話も出ている。ラオス政府が初期の不良対応の責任を回避しようと意図的に被害規模を縮小しているという疑惑が高まっている。

BBC放送は、生存住民と救助隊員たちの言葉を総合して、死者は少なくとも300人を超えると報道した。(中略)

CNNは、被災者6600人を含めて、今回の事故で被害を受けた住民は1万1,777人に達するだろうという国連の関係者の発言を報道している。

BBCは、ラオス政府が被害規模を詳細に言わないのは、政府の責任論を避ける意図と指摘した。

ダム下流の村の住民の間では、政府からの任意の警告や避難案内を受けられなかったという証言があふれている。(中略)

対外イメージ失墜を懸念して隠しているという分析も出ている。今回の事故で、隣接国に水力発電エネルギーを輸出して、いわゆる「東南アジアバッテリー」になるというラオスの経済発展構想は打撃が不可避になった。(中略)

現地事情に精通する関係者は、「社会主義国家であるラオスは大きな事故が発生しても、元々詳しく伝えない傾向がある」として「今回は外部の関心があまりにも大きいと見て情報統制が更にひどくなったようだ」と話した。韓国日報より

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