近年の中国は都市部を中心に凄まじい勢いで経済が発展している。特にモバイル決済の分野では世界を先行していて、今や中国では財布を持ち歩く必要は無くなっているほどだ。スマートフォンを持って出掛ければ、コンビニから路上で販売されている軽食に至るまで、様々な支払いを済ませることができる。中国でキャッシュレス化が進んでいる理由の1つは偽札が非常に多く出回っていたことが挙げられるだろう。
一方、日本を訪れた中国人が驚くことの1つが「中国よりも発展していると思っていた日本ではいまだに現金で支払いが主流」ということが挙げられる。それは、日本では偽札がほとんど出回っていないためという要因もあるからだが、中国メディアの快資訊は24日、「世界的に見てなぜ日本だけ偽札が出回っていないのか」という記事を掲載し、その理由について、「思いもよらない理由だった」と紹介している。
まず記事は、日本で偽札がほとんど出回っていない理由として、偽物が発覚した後に受ける社会的制裁が非常に大きいと紹介。日本では偽物であると発覚した後、その人の信用は大きく損なわれ、その信用を再び取り戻すことは非常に難しいことであると紹介した。
他にも記事は、日本の紙幣に取り入れられている高い偽造防止技術も、日本で偽札が少ない理由であると紹介している。日本の紙幣には、特殊な塗料が使用されていたり、凹凸が付けられていたりする技術が用いられており、もし偽札を造ろうと思っても額面以上の製造費用が掛かってしまい偽造の意味がなくなってしまうと指摘している。
結びに記事は、日本で偽札が出回っていないのがどのような理由によるものであったとしても、偽札を作らず、流通させない日本国民の民度の高さには感心させられると結んでいる。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年7月27日金曜日
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