2018年6月1日金曜日

藤田教授にイスラエル・ウルフ賞

イスラエルのウルフ財団は5月31日、ノーベル賞の行方を占う賞の一つとされるウルフ賞の授賞式をエルサレムで開き、化学部門を東京大の藤田誠教授に授与した。日本人がウルフ賞化学部門を受賞するのは、01年の野依良治氏以来で2人目。
 
藤田教授は、小さな分子が自発的に集まって特定の構造を作る「自己組織化」と呼ばれる現象を使い、巨大な分子を合成する手法を開発した。
 
ウルフ賞は化学、医学、物理学などの部門があり、受賞者が後にノーベル賞を受賞することが多い。日本人ではほかに、京都大iPS細胞研究所の山中伸弥所長や小柴昌俊東京大特別栄誉教授らが受賞した。共同通信社より

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