中国メディア・今日頭条はこのほど「日本企業が『長生き』できる秘訣」について紹介する記事を掲載した。
記事はまず、「日本でこれほど多くの『長寿企業』が出現する理由として第一に考えられるのは、揺らぐことのない企業理念だろう。多元化の発展戦略は多くの企業が成長後に選択する進路だが、もし、その中で核となる業務を捨ててしまえば、自ら退路を断つ苦境に立たされることになるのだ」とした。
また、「2つ目もとても重要で、強い伝承意識と長期的な発展戦略計画を持っている点だ。日本企業の代々の経営者は、会社を大きくすることとともに、よりよい形で継承していくかを考えている。この強い願いがあるからこそ、多くの経営者は可能な限りリスクを避け、持続可能な発展を実現するのだ。それは保守的なように見えるが、時代の流れの中でしっかり地に足をつけて会社を守る核になる」と論じている。
さらに、「すべての長寿企業の経営理念には共通点が1つある。それは、従業員、顧客、サプライヤー、地域社会との関係維持を非常に重視し、互いに絶対的な信頼関係を構築することだ。日本には、100年企業の背後には100年に及ぶ顧客との相互信頼があり、200年企業には200年の信頼関係があるという共通認識があるのだ」と説明した。
記事は、「中国の市場経済が発展するにつれ、国内の多くの新興企業が世界のトップ企業ランキングを目指し、業務を急速に拡張している。しかし、そのなかで多くの企業が、自らの核となる業務を安定、維持させることを考えないでいる。中国と日本では経営環境が大きく異なるが、中国企業には、日本の『長寿企業』の優れた点から学ぶことができるのだ」と結んでいる。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年6月4日月曜日
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