2年後の初飛行を目指して開発が進められている日本の新しい主力ロケット、「H3」の新型エンジンの燃焼試験が、鹿児島県の種子島宇宙センターで公開されました。
「H3」ロケットは、現在の日本の主力ロケット「H2A」の後継機として、JAXA=宇宙航空研究開発機構と三菱重工業が開発を進めている新しいロケットで、搭載できる衛星の大型化や、打ち上げコストの半減などを目指しています。
この「H3」に取り付けられる新型のメインエンジン「LE-9」の燃焼試験が25日、鹿児島県の種子島宇宙センターで公開されました。
「LEー9」は全長3メートル75センチ、重さ2.4トンで、設計では推進力がこれまでの1.4倍に高められています。
25日の試験では、ポンプにかかる圧力が実際の打ち上げに近い状態でおよそ4分間噴射し、周辺には地鳴りのような大きな音が響き渡るとともに、エンジンから噴き出した大量の水蒸気が辺り一面に充満していました。
この新型エンジンの開発は、燃焼試験やデータの収集などが当初の計画より2か月程度遅れているということですが、JAXAは製造工程で期間を短縮し、2020年度に予定される初飛行には間に合わせたいとしています。
開発責任者の岡田匡史プロジェクトマネージャは「無事に燃焼試験を終えてほっとしている。意味のあるデータが取れたと思うので、今後の開発に生かしたい」と話していました。NHK NEWS WEB より
この「H3」に取り付けられる新型のメインエンジン「LE-9」の燃焼試験が25日、鹿児島県の種子島宇宙センターで公開されました。
「LEー9」は全長3メートル75センチ、重さ2.4トンで、設計では推進力がこれまでの1.4倍に高められています。
25日の試験では、ポンプにかかる圧力が実際の打ち上げに近い状態でおよそ4分間噴射し、周辺には地鳴りのような大きな音が響き渡るとともに、エンジンから噴き出した大量の水蒸気が辺り一面に充満していました。
この新型エンジンの開発は、燃焼試験やデータの収集などが当初の計画より2か月程度遅れているということですが、JAXAは製造工程で期間を短縮し、2020年度に予定される初飛行には間に合わせたいとしています。
開発責任者の岡田匡史プロジェクトマネージャは「無事に燃焼試験を終えてほっとしている。意味のあるデータが取れたと思うので、今後の開発に生かしたい」と話していました。NHK NEWS WEB より
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