2018年6月1日金曜日

韓国警察が“とんでもないミス”で容疑者を逃す

2018年5月30日、韓国・SBSは「韓国警察が容疑者と同姓同名の別人を出国禁止にし、容疑者を逃すというとんでもないミスを犯した」と報じた。

報道によると、ローン仲介会社のチョン容疑者(58)は、最新電子商取引の技術で個人間のローン仲介をするとして、250人以上から20億ウォン(約2億円)以上の投資金を集めた。しかし投資者らは、今年初めから予定していた投資収益を受け取ることができず、同社代表を警察に告訴。警察は同社の登記上の代表であるホン容疑者と実質的な運営者のチョン容疑者を立件し、今月4日に出国禁止措置を取った。

ところが今月10日、チョン容疑者は突然行方をくらました。チョン容疑者は出国禁止措置が取られたにもかかわらず、日本に出国していた。警察が間違えて、チョン容疑者と同姓同名の別人を出国禁止にしていたためという。これについて、警察は「被害者らに容疑者と同姓同名の人物の写真を見せ、確認した上で出国禁止にした」と釈明した。事件担当者はインターネット上に被害者への謝罪文を掲載したが、その後削除したという。

警察は行方をくらましたチョン容疑者に対するインターポール・レッド・ノーティス(国際逮捕状に近い文書)を準備しているとのこと。

この「とんでもないミス」を受け、韓国のネット上には「前にも同じようなミスがあったじゃん。誰かが責任を取るべき」「公務員もミスしたら罷免にしよう。これは黙って見過ごせる問題じゃない」など憤りの声が相次いでいる。

また、「ミスではなく、賄賂をもらった警察の故意では?」「意図的なミスだと思う。裏金をもらった後にミスしたふりをして逃してやったんだ」などと疑うコメントも。

その他にも「実力がないなら捜査権をよこせ」と求める声や、「さすが韓国の警察は国民に笑いを提供するためコメディーのやり方も知ってるんだね」と皮肉る声も上がった。

レコードチャイナより

0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...