2018年6月9日土曜日

トランプ大統領が明言、米朝会談で「拉致問題絶対話し合う」

安倍晋三首相と、ドナルド・トランプ米大統領による日米首脳会談が7日午後(日本時間8日未明)、ホワイトハウスで行われた。安倍首相は、拉致問題解決の必要性を強調し、トランプ氏は12日の米朝首脳会談で取り上げることを改めて明言した。

北朝鮮に対する制裁についても、継続する考えを示した。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、「完全非核化」と「拉致問題解決」の履行を強く迫られている。

「安倍首相は拉致問題について長く、熱心に話した。私は北朝鮮と拉致問題について絶対に議論するだろう。絶対にだ」

首脳会談後の共同記者会見で、トランプ氏はこう語った。「absolutely(絶対に)」という言葉を2回繰り返したところに、トランプ氏の強い意気込みがうかがえる。

強固な信頼関係を構築し、今回で7回目となる両首脳の会談は友好的な雰囲気で行われた。冒頭には、トランプ氏が、昨年11月の訪日時に、安倍首相と、プロゴルファーの松山英樹とゴルフを楽しんだ思い出を披露した。

だが、記者団から「米朝首脳会談では、ゴルフをプレーする機会はあるのか?」という質問が出ると、トランプ氏は「ゴルフをするのは好きだが、『NO』だ」と即答した。

トランプ氏は「首脳会談は単なる写真撮影以上のものになる」とも述べた。正恩氏との会談ではあくまで、「交渉」に集中する姿勢を明確に示した。

トランプ氏が北朝鮮への強硬姿勢を維持していることは、制裁に関する発言からも感じられる。

日本の一部メディアは、トランプ氏の「『最大限の圧力』という言葉は使いたくない」という言葉だけをことさら取り上げているが、トランプ氏は日米首脳会談後の会見で次のようにも述べた。

「われわれには、300以上の大規模な対北朝鮮制裁リストがある。そして、私は(北朝鮮との)交渉まで、制裁を維持することを決めている」

トランプ政権は北朝鮮に対し、「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」を求めている。米朝首脳会談で、正恩氏がトランプ氏の満足する取引に応じなければ、制裁は続くということだ。

拉致問題では、安倍首相が共同記者会見で、「最終的には、私と金正恩朝鮮労働党委員長の間で直接協議していく決意だ」と述べた。

「非核化」「拉致問題」で強力に連携する日米に、正恩氏は追い込まれつつあるようだ。夕刊フジより

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