海外から日本への医療ツーリズムは増加し続けており、特に中国人富裕層の間では人気と言われている。では、なぜ日本の病院で検査や治療を受けようと思うのだろうか。中国メディアの捜狐は23日、日本の病院で心臓の検査をした中国人の感想を紹介する記事を掲載した。
中国人男性の王さんは、2度も心筋梗塞で倒れており、危篤状態に陥ったこともあるそうだ。友人の勧めで、最初の発作が起きてから2年後、日本で「最高の心臓専門の病院」で診てもらうことになったといい、自身が感じた中国の病院との違いを記している。
王さんが日本で検査したいと思った一番の理由は、検査のために「動脈を切開する必要がない」ことだったそうだ。中国の病院では、最も確かな方法と言われるのは心血管造影検査で、腕や太ももの動脈を切開する必要があるという。しかも、白黒テレビ程度の鮮明度なのに対し、日本では切らずに静脈に造影剤を少量注射し、何度か息止めをするだけで、鮮明な画像を撮ることができたと感動している。
実際に日本の病院を訪れて感激したのが「病院の態度」だという。予約していなかったため、最初の日は検査を行わなかったが、医師は心臓の模型を使って詳しく心臓の今の状況を説明してくれ、「責任感があり忍耐強く、中国の病院では教えてくれなかったことも教えてくれた」、「自分の心臓のどの心筋が壊死を起こして今どんな状態なのか初めて知ることができた」と感慨深げに語っている。
ほかにも、中国との違いについて、血圧の測定は片腕だけでなく両手両足の4カ所で測定したこと、注射の後の処置が丁寧だったこと、看護師の対応が「実の息子や娘よりも優しい」ことにも感激している。支払いも中国では検査前に支払う必要があり、そのために何度も並ばされるが、日本ではホテルのチェックアウトのようにすべて終了してから最後に支払えば良いと紹介。そのうえ費用が「中国よりも安かった」ことにも驚いたとしている。最後に、日本の病院食が中国の高級料理店に匹敵する美しさで種類も多く、栄養のバランスまで行き届いていたと嬉しそうに紹介した。
これだけの親切な対応と技術の高さで、費用も安いとなれば日本の病院が人気を集めるのも当然だろう。王さんも、中国人の日本に対する印象が「戦時中から止まっている」ことに苦言を呈し、他国が進んでいるのなら学ぶべきだと締めくくっている。こうした口コミが広がれば、中国人による医療観光はますます人気となるに違いない。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年6月25日月曜日
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