2018年6月4日月曜日

「中国人は日本製品を買わないってホント?」って聞かれた

中国メディア・今日頭条は1日、「中国人は日本製の商品を買わないというのはそれは本当なのか、と質問した日本人がいる」とする記事を掲載した。

記事は、「日本のSNSサイト上で、1人の日本人が『中国人は日本製品を買わないと聞いたのだが、それは本当なのか』と質問をした。この議論に参加したネットユーザーは多かったが、中国に対する理解が不足しているせいか、的確な回答を出す人はいなかった」とした。

そのうえで、「この質問は非常に的外れであることは、ネット上で『日中貿易』と検索を書ければすぐにわかる」と指摘。ネットを見れば、日本から中国への輸出総額が1000億ドルをゆうに超える「非常に驚くべき数字」であることに容易に気づくとし、「確かに、中国と日本には文化的な違いはあるが、経済面では互いに重要な貿易パートナーとみているのだ」と説明している。

そして、「中国では数百万台という日本メーカーの自動車が大通りや路地を駆け巡っているし、カメラやテレビ、炊飯器など多くの日本ブランド電子製品を買う。中国の女子たちは日本の化粧品が大好きだ。中国人は日本製品が大好きだということを認めない訳にはいかない。その好きさ加減は、日本でたくさん買い物をして帰ってきたら、買った商品が中国製でガッカリするという現象を生むほどだ。かつては、どの家庭でもせっせとお金を貯めて腕時計などの日本製品を手に入れることに誇りを感じていたという」と伝えた。

記事の作者は、質問に対して英語で「それはウソです。中国人は日本の製品が大好きで、喜んで買っています。個人的にはトヨタの車がコストパフォーマンスに優れているので大好きです」と回答したという。

「爆買い」や年間に何百万人も訪れる中国人観光客の様子を見れば「中国人は日本製品を買わない」という話に信ぴょう性がないことはすぐにわかるはずだ。にもかかわらずこのような質問がまじめに出てくるとしたら、以前の反日運動や中国ネット上での日本に対するネガティブな発言が少なからず影響していると言えるのではないだろうか。

サーチナより

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