2018年6月3日日曜日

非核化交渉「容易でない」 警戒緩めずと

マティス米国防長官は3日、米朝首脳会談が12日に再設定されたことを受け、非核化を巡る交渉について「平たんな道ではないだろう」と指摘、北朝鮮に対する警戒を緩めず、完全非核化に向けた具体的な行動を取るまで国連制裁の履行を徹底すると表明した。 
シンガポールで開催された日米韓防衛相会談の冒頭で述べた。トランプ米大統領が核放棄の長期化を容認する発言をしたことで、北朝鮮に対する国際包囲網が緩むとの懸念が日本などから出ており、マティス氏は不安の払拭に努めた形だ。
 
マティス氏は同盟国である日韓への防衛義務は「揺るがない」と改めて強調。北朝鮮核問題の外交解決を「静かな力」で支えるよう、日米韓の防衛当局による緊密な連携の維持を訴えたが、これまで対北朝鮮政策の基本方針として掲げてきた「最大限の圧力」という言葉は使わなかった。
 
マティス氏はまた、中国による南シナ海の軍事拠点化を「容認できない」と改めて非難。同盟国による海洋演習や情報共有の強化を通じて中国をけん制する意向を示した。
産経ニュースより


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