2018年4月23日月曜日

大谷翔平効果絶大! 日本企業も“ショータイム”

米大リーグ、エンゼルスに所属する大谷翔平選手(23)の活躍に日本企業がわいている。

22日には初めて「4番・指名打者」でフル出場。広告塔に起用した企業は商品販売で効果を上げ、旅行会社は試合観戦ツアーで商機をつかもうとしている。球場に看板広告を出した企業の知名度向上も期待され、ベーブ・ルース以来となる本格的な「二刀流」選手の経済効果は膨らむ一方だ。

「シーズンに入ってからの活躍で、反響の大きさを改めて実感している」。そう話すのは、デサントのマーケティング部に所属する野球用品の企画担当者だ。同社は大谷選手の意見を取り入れて商品化した、着心地に余裕のあるアンダーシャツ(3240~3888円)を1月から販売。大リーグが開幕した3月は売り上げ(出荷ベース)が前月比で22%増加し、4月も好調な販売を続けている。トレーニングウエアも提供しており、今後の活躍でさらなる販売上積みを狙う。

昨年3月から高機能マットレス「AiR(エアー)」の広告に起用してきた西川産業(東京)は、開幕後の国内販売が前年比2桁増で推移。近く新CMも公開する。船井電機は2月にエンゼルスと契約し、球場に広告を出したり、記者会見場でロゴを使ったりする権利を取得。北米の売上高は日本の約3倍あり、「日米両方でブランド確立と認知度アップを」と意気込む。

旅行会社では、JTBがカリフォルニア州アナハイムのエンゼルスタジアムで試合観戦できる4月26日~6月23日発、5~7日間のツアーを発売。現地滞在客向けのオプションツアーはあったが、大谷選手の活躍を受けて急遽(きゅうきょ)、日本からのツアーを用意した。大人1人当たりの代金(2人1室、税別)は15万8800~29万800円で、一部日程は売り切れたという。

一方、船井以外に球場で広告を出しているトヨタ自動車や横浜ゴム、ヤクルト本社、コニカミノルタといった企業も、大谷選手が活躍するほど広告の露出は増えている。横浜ゴムは「タイヤの『指名買い』につながれば」と期待する。産経ニュースより

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