町工場などの技術を結集して、かかと部分が交換できるパンプスが発売されて世界各国から問い合わせが殺到している。
首都圏にあるカメラの部品などを製造している工場。ここで意外なものがつくられていた。それが、パンプスのかかと。実は、この工場などで作っているヒールが今、世界中で注目されているのだ。
さらに、去年の年末に発売された女性誌に掲載されるなど、一躍有名な存在に。果たして何がそんなにすごいのか。実はこの靴、ヒール部分を付け替えることができる。
ヒールが交換できるパンプス。本体は全部で18種類。そして交換用のヒールは188種類あり、組み合わせは3000通りにも上る。ヒール部分のすり減りや破損によって履かなくなることが多いパンプスが、ヒールの交換で寿命がぐっと延びると注目されている。
しかし、街の女性からは安全面で心配する声も。メーカーによると、ヒールの安全基準を測定する国内の研究所で、耐久性などのテストを受けクリアしたという。
しかし、そこまでには数年に及ぶ工場での試行錯誤があった。苦労したのが安全性にも関わるヒールと本体の密着度合い。100分の5ミリというわずかな隙間でも、歩いているとガタガタするなど問題が発生。最終的には100分の1ミリ単位での調整が求められた。
開発スタートから3年。歩行テストや試作を数百回も行い、ようやく完成した。ものづくり日本が誇る繊細な金型などの技術が生み出した長く使える不死身のようなパンプス。世界中のパンプスの常識を変えるかもしれない。朝日新聞より
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2018年4月3日火曜日
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