2018年4月23日月曜日

台湾軍の元艦長「日本に学べ」

2018年4月22日、中国メディアの観察者網は、台湾軍の元艦長の呂礼詩氏が、台湾国防部に対し、「日本の防衛省に学び、中国軍機・軍艦に関する情報をタイムリーに公開すべきだ」と主張したことを紹介した。

記事は、中国軍が12日に南シナ海で閲兵式を行い、18日には台湾海峡で実弾演習を実施し、中国中央テレビが21日、台湾のF16戦闘機が中国軍機を「監視」する写真を公表したことなどに関連し、台湾では「中国のメディアが先に報道し、台湾メディアはそれを後追いで報道している」として議論が起きていることを紹介した。

記事によると、こうした議論を受け、呂礼詩氏は、日本の防衛省が中国軍の動向をホームページで公表していることを引き合いに出し、「このインターネット時代に、台湾国防部は、中国軍機・軍艦による台湾周辺の航行について何も語らない」「台湾国防部が中国軍の動向を公表しなくても、中国はCCTV(中国中央テレビ)やウェイボーを通じて情報を世界に発信している。


中国軍は軍事演習だけでなく、心理戦、輿論戦、法律戦も展開している」などと指摘。その上で「台湾メディアはリアルタイムのニュースやクリック率を重視し、中国メディアの報道を見守っているだけだ。こうした状況を解消するための根本的な方法は、台湾国防部が日本の防衛省に学び、最新情報をタイムリーに対外発表することだ」と提言したという。レコードチャイナより

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