2018年4月3日火曜日

フェアリング分離実験を初公開=韓国ネット「まだその段階」

2018年4月2日、韓国・KBSによると、ロシアと共同開発した人工衛星打ち上げロケット羅老(ナロ)号の発射成功の後、2021年に独自技術で開発した韓国型ロケットの完成を目指す韓国航空宇宙研究院(KARI)が、最終関門とされるフェアリングの分離実験の様子を初公開した。

記事によると、公開された映像には直径2.6メートル、長さ7メートルのフェアリング(衛星を保護するカバー)の内側に仕掛けられた火薬が爆発し、フェアリングが中央から両側に分離する様子が映っている。フェアリングはロケットが地球の大気を突破する時に先端部に発生する熱と圧力から衛星を守る役割を担う重要な部品。09年の羅老号1次発射試験時にはフェアリングの片方が分離されず失敗に終わっていたという。21年の韓国型ロケット本発射までに、追加であと4回のフェアリング分離実験が予定されている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「非常に高額な国防費を使っているのに、まだフェアリングの分離技術すらない」「10年もフェアリングの分離技術を開発しているのか」「今ごろフェアリングの開発をしているのに、2020年にロケット打ち上げなんてできるのか?」など、韓国型ロケット開発の遅れを懸念する声が寄せられた。

その一方で「必ず試験に成功して、宇宙時代を開いてほしい」と期待する声も。

そのほか、「日本は70年代に打ち上げに成功しているのに、私たちは2020年になってようやく初打ち上げ」と、日本と比較して落胆するコメントもあった。レコードチャイナより

0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...