米東海岸を射程に収めるICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射に成功した北朝鮮の新たな動きに米国がピリピリしている。
米メディアによると、国防当局者が北朝鮮によるSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の発射兆候に言及。「極めて異例で前例のないレベル」での潜水艦活動がみられ、潜水艦の拠点である新浦海軍造船所で7月に3回目の「射出実験」が地上で実施されたという。ICBM発射からわずか2日後のことで、SLBM開発も同時並行して急ピッチで進めているのだ。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は言う。
「国防当局関係者の見解がメディアを通じて流れるということは、米国はコトの重大性に気づき、本腰を入れるサイン。政権内の対北強硬論が高まっているとみていいでしょう」
米国は北朝鮮のミサイル開発技術を甘くみていた。当初、ICBM完成は2020年初頭と読んでいたが、あざ笑うかのように北朝鮮は開発を加速。来年の18年には核弾頭を搭載できるICBMの実戦配備が可能だとみられている。その一方で、建国70周年を迎える18年9月9日までに複数のSLBM搭載可能な新型潜水艦の建造を急いでいる。
■「空爆の検討」8月下旬が軸
金正恩朝鮮労働党委員長の狙いは、核・ミサイルを完成させ、対等な立場で臨む米朝対話だ。完成済みの戦力は保持し、新規開発は凍結してもいい。そうした条件で平和条約締結にこぎ着けようと算段している。
「米国がSLBMを脅威と見るのは、北朝鮮本土を空爆して核・ミサイルを根絶やしにしても、SLBMで海中から報復攻撃される可能性があるからです」(世良光弘氏)
トランプ大統領が対北制裁に弱腰の中国をヤリ玉に挙げ、イライラをぶつけているのも、脅威を感じている裏返しだ。トランプの焦りで、いよいよ米朝開戦の可能性も高まっている。
「今年も8月下旬から米韓合同軍事演習が実施される。この2週間を軸に空爆の検討を始めたようです。北朝鮮は儒教の験を担いで8月21日午前9時に6度目の核実験を強行するとの見方があり、翌22日は新月で闇夜になる。空爆するならこの22日でしょう。9月9日の建国記念日前に一発食らわせてやる、ということのようです」(軍事関係者)
レッドラインをついに越えたか。 infoseek newsより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年8月3日木曜日
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