やってられねぇ麻生財務相(76)が、安倍首相に対して不満を強めているという。原因は改造人事だ。要望が完全に無視されたという。
麻生派が推していたのは、衆院当選7回なのに大臣経験がない“入閣待望組”の3人だった。ところが、麻生派から入閣したのは河野太郎と鈴木俊一という再任組の2人だけ。しかも、要望が無視されただけでなく、今回の人事は“犬猿の仲”である菅官房長官の思惑通りに進んだとみられている。安倍首相が、盟友の自分よりも菅義偉官房長官の意向を重視したことにガマンがならないということだ。
「初入閣した小此木八郎氏と梶山弘志氏の2人が菅さんに近いことはよく知られていますが、同じ神奈川県選出の河野太郎氏も、菅さんとは昵懇の仲です。菅さんは10年前から『いずれ河野太郎を総理にしたい』と公言し、河野氏も菅さんを慕っています。それもあって麻生周辺は『すべて菅人事じゃないか』と吐き捨てている。そのうえ、麻生派は第2派閥なのに、党三役に誰も起用されず、事前に安倍首相から相談もなかった。麻生派はないがしろにされた格好です」(自民党関係者)
安倍首相が“岸田禅譲”路線を敷いたことにも、麻生大臣はピリピリしているという。密かに“ポスト安倍”を狙っていた麻生大臣の野望は完全についえることになる。
「今回の人事の特徴は、安倍首相が岸田派を厚遇したことです。麻生さんが苛立ちを強めているのは、岸田文雄氏のバックに、岸田派の事実上のオーナー・古賀誠氏がいることです。麻生さんにとって古賀氏は、地元福岡でシノギを削ってきた“天敵”です。いまでも地元では利害がぶつかっている。岸田氏を“ポスト安倍”に担ぐことは、麻生さんも反対ではないが、天敵の古賀氏が主導権を握るとなると話は別です。麻生さんを蚊帳の外に置いて、古賀さんと官邸が手を握ったという話も流れている。麻生さんが、安倍首相に疑心暗鬼を強めたとしても当然です」(政界関係者)
もともと、安倍政権は閣内に亀裂が走っていた。麻生大臣と菅長官が閣内でいがみ合い、安倍首相と菅長官の間にも隙間風が吹いているとみられている。改造人事でさらに亀裂が深くなった形だ。政権末期の様相が強まっている。 日刊ゲンダイより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年8月9日水曜日
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